育児本を読むと幼少期のトラウマがフラッシュバックする
妊娠中、自分は育児本を山ほど読むものと思っていた(ここで言う育児本とは、しつけ・教育系)。
「分からない事があれば、とりあえず本を読む」、長年に渡って培われた癖なのだ。
それに、発達心理学には元々関心があった。
自分の子供を実験台にするつもりはないが、科学的に良いとされている事は色々と試してみたい。
しかし、いざ育児本を読み始めると、思いの外はかどらない。
幼少期のトラウマがフラッシュバックし、その度にページをめくる手が止まってしまう。
自分がかつてされてきたアレコレが、こんなにも子供の可能性を潰すものだったとは。
あまりの不正解っぷりに愕然とする。
いくら「子供の為に!」と気合いを入れても、心の闇には抗えない。
カウンセリング等を通して、だいぶ克服したつもりだったのだが。
そんなこんなで育児本は、子供が産まれた後、育児に息詰まった時にでも、ゆっくりじっくり読んでいく事にした。
出産後は母親の脳も変わるというし、もう少し気楽に構えようと思う。