みんな鬱について分かって無すぎて唖然とする
それは1回目の面談、私が休職からわずか1ヶ月で復職したいと言い出した際の出来事だった。
メンバーは、今は亡き(会社を辞めたの意)サイドさん、人事、私の3人だった。
サイドさん:うさばら氏さん1ヶ月で復職はちょっと早いですよ。
うさばら氏:はぁ、でも早く現場に復帰しないと、追いつけなくなってしまいそうで・・・
サイドさん:もう少しゆっくり休みましょう。僕、前の会社で若手のマネジメントもやってたんですけど、精神疾患で休職する場合、みんなもっと休んでますよ。エンジニアは基本1年ぐらい休むもんです。
うさばら氏:へぇ~、そうなんですか~(確かに焦り過ぎな部分はあるかもしれない)。
サイドさん:僕、鬱については理解しているので、仕事に関する不安は一回捨ててください。
私は、心が少し軽くなるのを感じた。さすがサイドさん、この人は信頼出来る人物なのかもしれない。・・・と思った、思いかけた、しかし次の一言に唖然とする。
サイドさん:うさばら氏さん、人生の夏休みですよ。旅行にでも行ったらどうですか?この際思い切り遊びましょう。
ズコーーーーーッッッ!!!!
それが出来たら、苦労しないわ!
重度の鬱だって言っただろ!
それでも薬で何とか仕事を続けたい旨、説明しただろ!
血液検査の数値も見せただろ!
頼むからそれなりにちゃんとした理解のもと、「鬱分かってます」宣言してくれ。
失望が半端ないから。
後日談だが、ここから3ヶ月後、2回目の面談でサイドさんは見事な手のひら替えしをする。
そして猛烈に私を辞めさせようとする。
ズコーーーーーッッッ!!!!
失望は簡単に絶望に変わるものだ。