過呼吸に怯える日々
鬱を患ってからというもの、しばしば過呼吸に襲われている。
最近ではほとんどなくなったが、つい半年ぐらい前までは酷かった。
恐らくパニック障害を併発していたのだろうと思う。
閉じられた狭い空間で、かつ人口密度が高いと息が苦しくなる。
自分の周りだけ空気が薄くなっている感じがする。
必死に息を吸おうとしても、上手く呼吸が出来ない。
パニックになって呼吸がどんどん荒くなり、意識がだんだん白くなる。
冷や汗があふれて、拭いても拭いても止まらない。
一番なりやすいのは、定番の電車内。
他の乗客は平然としているのに、一人だけ地獄に突き落とされた時のあの孤独感は凄い。
私の場合、物の密度が高い場所もキツかった。
特に書店や図書館。
ひざ元から頭の上まで、びっちり本が詰まっているあの圧迫感にやられてしまう。
過呼吸って死ぬほど辛いのに絶対に死なない。
周囲に辛さが伝わりずらいから、ベンチで呼吸を整えていると冷ややかな目で見られる。
おまけにいつ発動するか分からないというタチの悪さ。
ハンパないです。