こんなご時世だから、どうしても海外気分を味わいたい
私は学生時代にバックパッカーをしていた事もあり、人一倍海外への思いが強い。
"知らない世界を見てみたい欲"が、どうにも止まらないのだ。
しかし、ここ数年行けていない。
そして、今後しばらく行けない事も決定している。
重度の鬱で倒れて自宅療養、ようやく寛解した所でコロナ騒動、スペインへの新婚旅行がおじゃん、妊娠(現状)・出産(予定)・子育て(予定)・・・
次、海外に行けるのはいつだろう?
考えるだけで気が遠くなる。
そんな事もあり、最近は紀行ものに触れる機会が増えた。
私はイマジネーションの力を信じている。
自宅マンションにいながら、異国の風を感じる事も可能なはずだ。
以下、その中でもお気に入りの作品を5つご紹介。
少しでも同じ思いを抱えた人の参考になれば、これ幸い。
①おそロシアに行ってきた/嵐よういち
内容紹介
みなさんは、ロシアと聞いて何を連想するだろうか?
プーチン、共産主義、ソビエト連邦、ピロシキ・・・。
また最近では、ロシアで撮影された奇想天外な動画や写真を『おそロシア』と呼んで楽しんでいる人も多い。
しかし、俺をはじめとして、多くの日本人はほとんどロシアのことを知らないのではないだろうか。
・ロシア人はいつも無表情で不愛想なのか?
・ウォッカばかりを飲んでいるのか?
・英語はまったく通じないのか?
・ネットで言われる『おそロシア』のような世界なのか?
・観光をして楽しいのか?
実際に訪れたロシアはどんな場所なのか『おそロシア』の真の姿を多くの人に知ってほしいと思っている。
日本から2時間半で行けるヨーロッパ"ウラジオストック"に興味を持ち、本著を購入。
意外と言っては失礼だが、ロシア、見所多し。
共産主義時代の建造物、独特の国民性、魅力的な食事・・・個人的に、今行きたい国のかなり上位である。
樺太編では、日本統治時代の歴史も勉強出来る。
②世界のへんな肉/白石あづさ
内容紹介
世界は広い。
ところ変われば、肉も変わる。
100以上の国を旅して味わった、日本では食べられない動物たち。
乗るより食べたいラクダのケバブ(エジプト)。
ワインと合わせたビーバーのプラム煮込み(リトアニア)。
恋する女子大生が大好きなヒツジの脳みそサンドイッチ(イラン)。
コラーゲンたっぷりでお肌プルプルになるアルマジロ(グアテマラ)。
サンタさんの友達トナカイは、カルパッチョにして食べてしまう(スウェーデン)。
旅のおもしろさは、いい人も悪い人も、おいしい肉もまずい肉も、ぜんぶひっくるめて"出会い"にある。
楽しい旅と忘れられない味の記憶を直筆のかわいいイラストと共に綴る、めくるめく肉紀行!
海外一人旅×寄食、つまらないはずがない。
著者の食へのアグレッシブさには終始脱帽。
帰国したら何でもネタになるのだから、海外ではこれぐらい思い切り良く行動したいものだ。
そういえば、私も昔、ベトナムでカエルの丸焼きを食べた事がある(美味しかった)。
ちょっとした武勇伝である。
内容紹介
温かいコーヒーとシナモンロールを頬張りながら、通りを歩く人々をぼんやりと眺める。
そして考える。
時間とか、人生とか、自分について。
1章フィンランドの空の下で考えたこと
2章未来から今を懐かしむ
3章自分の直感を当てにして生きる
イラストと写真満載の心が自由になる旅エッセイ。
謎に尖っていたバックパッカー時代、女子旅的なものを片っ端から鼻で笑っていた。
ただ、もう正直、カフェ巡りもしたいし、マリメッコの本店にも行きたい。
オシャレな旅だって本当は興味があるのだ。
かつて必死に否定していた自分の"女子の部分"を、絶妙に刺激してくれる一冊であった。
④無職旅(YouTubeチャンネル)
チャンネル概要
無職で旅をしていたらプロになってしまいました。
旅動画とか旅話をアップするチャンネルです。
BitStar(ビットスター)所属です。
いかにもバックパッカーといった感じの、低予算長期一人旅を紹介している。
個人的に、20代の頃にしていた旅のスタイルと非常に近く、親近感を抱いている。
テンポのいい編集と、穏やかなレポートが心地良く、延々と観てしまう。
ベトナム旅2020総集編、旅費の総額は50,000円くらいでした(8日間で4都市:ホーチミンシティ、ニャチャン、ダナン、ホイアン)【無職旅/海外旅行のVLOG】
⑤まろけ(YouTubeチャンネル)
チャンネル概要
淡路島出身、まろけのYouTubeチャンネル「まろけちゃんねる。」
世界を歩いてみつけた小さな発見や驚きを旅番組としてまとめています。
自分で撮影し、自分で言葉にし、自分で編集し、自分で配信するからこそ伝えられることがきっとある。
そんなふうに思いながら作っています。
「これはNHKか?」と思うぐらいレポートが上手く、画もきれい。
特に、北朝鮮編は必見。
町並みも人々もどこか浮き世離れしていて、現実味が無い。
見ていてクラクラする。
まろけの北朝鮮 潜入レポート 総集編|平壌の地下鉄・街並み・高麗航空・観光名所を現地から徹底レポート - 政処裕介
あぁ、まだ足りない、全然足りない、もっともっと海外成分が欲しい。
これを読んでいる皆様、オススメの紀行ものございましたら、是非ともご教授願いたい。