鬱が爆発した日①
2018年5月23日の朝、私は定刻より45分早く出社した。
昨日の仕事が終わっていないのだ。
業務量が多い上、注意力が散漫極まりないので、どんどん仕事が貯まる。
ビジネス本によくある、「脳の特性を上手いこと使って、3倍速で仕事をこなそう!」みたいな事は当然出来ない。
脳がズタズタな人間は、時間をかける以外に道がないのだ。
サービス早出をするのは、私の日課になっていた。
夜は大抵一番最後だし、あんまりそれが続くと悪目立ちするし、そうすると上司の管理がダメって事になって迷惑かけるし・・・・・・etc
その点、早出はいい。
太陽の光に紛れて、しれっと周りに溶け込めばいい。
誰も私を気にしない。
同じチームのメンバー達はいつもギリギリの時間に来るから、私が早く来ている事に気づかない。
せいぜい始業時間10分前ぐらいから、「まだ仕事しないでヤフーニュース見てます」感を装えばいい。
朝だからといって、仕事がはかどる訳ではなかった。
繰り返す様で悪いが、私は重度のうつ病患者で、朝が一番つらいのだ。
この日も朝から絶好調に脳汗が出ていた。
ただリバーさんがいないから、精神的に落ち着いて仕事が出来た。
つい、病気か何かでしばらく休まないかなと思ってしまう。
だがその日も普通に来た。
めっちゃ元気だった。