保護猫カフェでアニマルセラピー
先々月の文学フリマ東京で購入した、ブタゴリくん・おひや・ケシミニャン・ニューウィング吉田・kamatahhh(敬称略)共著の『猫ちゃん狂想記』を読んでからというもの、私の体は猛烈に猫を欲した。
猫にまつわるエッセイの数々は、どれも愛に溢れていた。
活字だけでこんなに臨場感が出るものかと。
もうそこに猫がいるみたいなのだ。
猫動画をしこたま観たり、近所の野良猫を追いかけまわしたりしたが、どうにも猫欲が満たされない。
これはもう、がっつり猫と触れ合わなきゃダメみたいだ。
という訳で、私は一人、保護猫カフェ『Miagolare(ミャゴラーレ)』を訪れた。
払った料金は全て猫の保護活動に使われるらしい。有意義!
恐る恐るドアを開けると、そこかしこに猫が!
いるとは聞いていたし、そのつもりで来たが、こんなに"そこかしこ"とは!
しかもここの猫、人懐っこくてすこぶる可愛い。
膝に乗ってくれるし、おもちゃでも遊んでくれる。
何というか、スレていないのだ。
あぁこの鳴き声、仕草、のんびりした感じ、猫って本当にアニマルセラピー向きな動物だ。
今住んでいるアパートはペット禁止で無理だけど、いつか条件が整えば保護猫ちゃんをお迎えしたい。
やはり作家たる者、猫を飼わなければ。
昔から日本ではそう決まっているから。
最後に、重大な告発をして記事を締めようと思う。
うちの父、ペット禁止のアパートでがっつり猫飼ってます。
Miagolare(ミャゴラーレ)