お耳のニュータイプ快楽「ASMR」に溺れる
先日、TBSラジオ『アフター6ジャンクション』にて、社会学者・金田淳子氏プレゼンツ「ASMR(エーエスエムアール)」入門特集を拝聴した。
ASMRとは
アメリカの研究者ジェニファー・アレンが2010年に作り出した言葉。
「Autonomous Sensory Meridian Response」の略で、直訳すると「自律感覚絶頂反応」の意味。
視覚・聴覚の刺激だけで、脳が気持ち良くなる感覚の事(ただし性的なものは除く)。
この感覚を呼び起こすきっかけとなる映像・音声を収録したものを、「ASMR動画」という。
ちなみに、"きっかけとなる映像・音声"には大変個人差がある。
まだまだ研究途上な分野。
(ラジオでの金田氏の発言より引用)
脳がとろける、音フェチ、耳の快楽、聞くだけでゾクゾクするetc・・・
私の知らない所で、こんな一大ジャンルが確立していたとは!
試しに動画サイトでASMRと検索すると、該当動画がモリモリ出てきて驚いた。
実は、私にも思い当たる節がある。
一時期、"ソープカッティング動画"を狂うように観ていたのだ。
内容としては、ナイフで固形石鹸に切れ目を入れて、粉々に削っていくだけなのだが、何とも言えない心地良さがあった。
これで最後にしようと意思を固めても、どうにも辞められない。
オススメに出てきた類似動画を欲してしまう。
金田氏曰く、ASMRには以下の人気ジャンルがあるという。
①マッサージ系(例:耳かき、シャンプー)
②自然系(例:たき火、川)
③キーボードのタッピング音
④キネティックサンド(例:包丁で切る、耕す)
⑤スライム(例:こねる、指を突っ込む)
ラジオで聴いた限りでは、④のキネティックサンドを包丁で切る音にグッときた。
やはり私は、乾いた物体を切る音が好きらしい。
キネティックサンドとは
「動く砂」と呼ばれるスウェーデン生まれのキネティックサンド。
流れ落ちる様子は、砂自体動いている様な不思議なお砂。
周りを汚しにくい質感。
室内でのお片づけもカンタン。
砂遊びが手軽に楽しめます。
握ってカタチを作ったり、型をとったり、自由自在!
大人や子供、学校やオフィス、そしてセラピーでもご利用いただけます。
尚、ASMRには入眠時に聴くという用途もあるらしい。
確かに、これだけダイレクトに脳が心地良いのだから、試してみる価値ありだ。
もしかして、長年患ってきた不眠症も改善してしまうのか?
はてさて?