この鬱がすごい!

2018年重度のうつ病を発症。必死のリハビリも虚しく、社会からドロップアウト。神経性疾患多数あり。

結局、結婚式を挙げたいと思えなかった

結婚式は女の子の夢。


素敵なチャペルで、王子様(旦那)とお姫様(ウエディングドレス姿の私)が愛を誓い合う。
お世話になった方々の祝福の元、「おめでとう」「キレイだよ」「幸せにね」と讃えられながら。

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私もいつか自然な流れで、この一大イベントを望む様になるのだろうと思っていた。


ならなかった。
これぽっちも。


もちろん努力はした。
芸能人の挙式写真もたんまり見た。


山田優小栗旬、まーくんと里田まい石田純一東尾理子加藤茶と綾菜、ビヨンセJAY-ZAKIRAとリン・チーリンetc・・・


その上で、自分の結婚式を想像してみた。
会場にいる人物は、揃いもそろって真顔だった。


一体誰が私のウエディングドレス姿、及び二人の馴れ初めスライドショー、及びコルクにぶっ刺さったツーショット写真を見たいというのだろう?

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3万円出して、1日がかりで・・・甚だ疑問である。
申し訳なさ過ぎて、こちらがギャラを払いたいぐらいだ。


母(毒親)と父(無関心)、苦手な親戚たちに、後方から見張られ続けるのが耐えられない、というのもある。


ただでさえ内向的で気が小さく、人が多い場所が苦手なのに、不要なプレッシャーまでかけられる。
そんな地獄空間を、鬱の私が精神的にも体力的にも無理をして、セッティングしたいとは到底思えない。

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幸い旦那は式に興味がなく、両家からも「したい様にしなさい」と言われている。
母(毒親)に至っては、「やらなくていいんじゃない?お金もかかるし・・・ね?」を連発する始末。


もしかしたら将来、やらなかった事を後悔するかもしれない。
でも現状、考えて考えてこれがベスト。
スポットライトなんて浴びたくない。