文学フリマの戦利品をひたすら紹介する
去る11月22日、『第三十一回文学フリマ東京』に参戦してきた。
文学フリマとは
10代~90代まで、プロ・アマもジャンルも問わず、小説も評論も研究書も詩歌もノンフィクションも集まるイベントです。
いわゆる同人誌もいわゆる商業誌もあり、個人・出版社はもちろん、文芸サークル、短歌会、句会、同人なども出店しています。
現在、九州~北海道までの全国8箇所で、年合計9回開催しています。
(公式HPより抜粋)
ここ数年この手の同人誌収集に熱中しており、当イベント以外にも『おもしろ同人誌バザール』『マニアフェスタ』などに足を運んでいる。
毎回、本との巡り合いに心が躍る。
まさに一期一会、このプレミアム感がサイフの紐を緩めるのだ。
商業誌ではおおよそ取り扱わないであろうニッチな分野の本も多数そろうので、目が離せない。
そんな訳で、ここからはただひたすら今回の戦利品を紹介していく。
(左)『さうなと』大西洋(Sauna Camp.)・ねこ生きる・ブタゴリくん・今日子・サウナサン 足立琢哉・おひや著
(右)『さうなと2』おひや・今日子・澱粉・ねこ生きる・ブタゴリくん・ふらちな・ふちうサウナ・サウナサン 足立琢哉・大西洋(Sauna Camp.)著
サウナに関するエッセイ集。
(左)『世界で一番好きな店』ふもと出版著
実在する世界で一番好きな飲食店に関するエッセイ集。
(右)『ZINEツクロウヨ!』SS-BOOKBINDING・lele著
ネット配信のトーク番組『ZINEつくろうよ!』に関するブックレット。
(左)『青く翳る』めらたん著
日本大学藝術学部の学生達による短文集。
(右)『ランバダ vol.2』わかしょ文庫著
わかしょ文庫氏による作文集。
(左)『いちいち言わないだけだよ。』てぱとら委員会
ハロー!プロジェクト楽曲にまつわるエッセイ集。
(右)『AVエキストラ日記』さくらあずき著
AVに出演する脇役、AVエキストラの体験記。
(左)『神さま、私のこと好きなんじゃないかな』梶本時代著
梶本時代氏の25年の半生を描いたエッセイ。
(右)『どうしてこうなった?』青春あんよあんよ著
文学フリマで知り合った4人組による恋愛エッセイ集。
(左)『大喜利名回答集』たさゴー本舗著
ハガキ職人、大喜利プレーヤーによる大喜利本。
(右)『離婚エッセイ』井口加奈著
井口加奈氏が離婚、離婚前、執筆時の心境に関して正直に吐露したエッセイ。
(左)『フリータイムは終わらない』手条萌著
ローカルカラオケボックスに関する評論本。
(右)『推しが結婚するということ』手条萌著
"推し"に起こる出来事、それらへのファンとしての向き合い方に関する評論本。
戦を終え帰宅するやいなや、頭痛と倦怠感に襲われた。
どうやら文学フリマの魔力で、一時的に自分がうつ病である事を忘れていたらしい。
それは刹那のスター状態であった。