この鬱がすごい!

2018年重度のうつ病を発症。必死のリハビリも虚しく、社会からドロップアウト。神経性疾患多数あり。

パワハラ自殺事件に怒りが止まらない

今月公表された「パナソニック産機システムズ内定者自殺事件」に怒りが止まらなくなり、Twitterでかなり荒ぶってしまった。
これまでの経験から、何せパワハラが許せないもので。


驚いたのは、自殺した学生を非難する声が思いのほか多い事。
「精神的に弱い」だとか「何で逃げないのか意味不明」だとか。


いいか、閉ざされた空間で個は簡単に集団のノリに飲み込まれるんだぞ?
スタンフォード監獄実験で習わなかったか?

f:id:usbrs4649:20200412144021p:plain


右も左も分からない新社会人を洗脳する事など簡単なのだ。
今回のケースは、SNSというより発言が過激化しやすい場を利用した、極めて悪質な事例だ。
自殺した彼は、恐らく強いうつ状態だったのだろう。


追い詰められてどうしようもなくなった人の心理を知りたいのなら、汐街コナ著・ゆうきゆう監修の『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由』を読んでみて欲しい(かなり売れた本なので今更感あるが)。

f:id:usbrs4649:20200412123356j:plain

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

  • 作者:汐街コナ
  • 発売日: 2017/04/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

内容紹介
その仕事、命よりも大切ですか?
NHK毎日新聞産経新聞、ハフィントンポストで紹介され話題になった過労死マンガを書籍化!


私は前の会社で一番追い詰められていた時、これを読んで自分を客観視する事が出来た。
この本が、心療内科に行くきっかけを作ってくれた。

f:id:usbrs4649:20200412144031p:plain


どうしようもないオッサンに、将来有望な若者の命を奪われるなんて理不尽すぎる。
少しでもパワハラがない社会になる事を切に願っている。