リバーさんの一撃
リバーさんは常に私を試してくる。
「うさばら氏さん、これはどういう事か分かる?」
「意味分かって書いてる?」
「分かってる?分かってないの?どっちなの?」
「分かってるんだったら説明してみてよ!」
「分かってないのに返事したね、今嘘ついたね。」
完全にノイローゼ状態だった。
何故だ、何故そこまで私に執着する。
先祖のかたきでもあるのだろうか?
ある日「あなたは適当に返事をする、それは社会人として致命的」と言われた。
これはかなり応えた。
健康な時は「何言ってんだバカ」で終わらせられるかもしれないが、だいぶ弱っていたからね。
私がダメになるのはいつだって自分で自分を攻撃する時。
全エネルギーを使って、自分を攻撃する。
そうか、私って社会人として致命的にダメなのか。
その通りだ。なんでバレたんだろう。
これまで色々自分なりに努力してきたつもりだったけれど、全部無駄だった。
意味をなしていなかった。所詮自己満足だった。
「人間ダメでも死なないが、" 自分はダメだ " という思いは簡単に人を殺す」という言葉を聞いたことがある。
その通りだと思う。
いじめっ子がいない環境でも心が休まらない。
一番のいじめっ子は自分自身だから緊張が解けない。