周りの人が優秀に見える問題
1つ前にいた会社の社員達は、どいつもこいつもザコだった。
一生懸命働こうという発想がない、暇だから人の悪口を言う、大したスキルもないのにプライドだけはいっちょ前、責任取らないのに役職だけはもらいたがるetc・・・本当にどうしようもなかった。
「みんな低くてみんないい」精神がフロア全体に染みついているから、足の引っ張り合いもえげつなかった。
少しでも出てきた杭はコンクリートに3センチめり込むまで、叩いて叩いて叩き潰す。
そんなザコ社とのギャップのせいか、今の会社の同僚たちは皆輝いて見える。
不必要に叩く人がいないから、のびのびしている。
そしてそんな同僚達を見ると、私は劣っていると思ってしまう。
会社に居心地悪さを感じてしまう。
ある日、その事を橋本徹似のイケメン彼氏にグチっていた。
すると彼は、「優秀そうに見せているだけで、きっと皆そこまで優秀じゃないよ。」と言った。
うむ、確かにそうかもしれない。
きっと「周りの人が優秀に見える」は私の考え方のクセのせいだろう。
昔からそうだった、はっきりとした理由はなくとも、どうにも劣等感が止まらない。
私はここの所ずっとさぼっていた、認知行動療法を再開しようと決めた。
だって考え方のクセ、まだまだ直ってない。
自分を客観的にとらえ直し、また少しずつ変えていくしかない。
ちなみに私は劣等感が強すぎるのせいで、前の会社のザコどもも、一時的にではあるが輝いて見えていた。
本当に、入った当初の半日間、時間にして4Hぐらいだけど。