自分の事をやたらババアと言う女が嫌いだ
自分の事をこれ見よがしに、やたらとババア呼ばわりする女が嫌いだ。
一つ前にいた株式会社ザコでは、そういう奴が実に多かった。
妙齢なのは見れば分かるのに、なぜいちいち自分から口に出すのだろう。
こういう奴に限って少しでも年配扱いされると、あからさまに不機嫌になる。
要するに、他人に年の事を言われたくないから、自分から予防線を張っているのだ。
本人としては「私なんてもうババアだから・・・」を文頭につけるだけで、色んな事が解決するのだろう。
ただそれを受け取る側は、溜まったもんじゃない。
「そんな事ないですよ~」と言うのも角が立つし。
「確かにババアですもんね!」で返したら絶命必至だし。
なんとも気まずい空気で、笑顔とも真顔ともとれない表情で、時が過ぎるのを待つしかない。
本人は自虐のつもりなのだろうが、面白くもなんともない。
妙齢であるのはただの事実であって、それを提示された所で、こちらではどうしようもない。
「ババアだからこそのエピソード」が続かなければ、広がり様がない。
自分はまだ若いから笑ったら失礼になるかもしれないけど・・・面白いから笑っちゃえ!と。
ここまであってはじめて自虐だ。
例えば次の通り。
「私、30過ぎてから頻尿が止まらないんだよね~、最高1日で18回出て~、小分けにしてる訳じゃなくて毎回ちゃんと1回分出るんだよね~、病院行った方がいいかな?」
あれ、笑ってない?引いてる?