愛とは何なのか?
愛とは何なのか?
具体的に何を指しているのか。
子供の頃からずっと思い悩んでいた。
大人に聞いても適当にあしらわれて終わりだった。
どいつもこいつも物事を深く考えていなかった。
時は巡り2002年、当時15歳だった私は、松浦亜弥の『100回のKISS』を聴いて、答えらしきものにたどり着いた。
「愛とは許す事だ」と。
口づけ100回 したならあなたは
100回スキだと言ってほしい
そしたら絶対 私は笑って
100回あなたを許せる
Yes, My Love Story
昔、母が「愛ってゆうのは、その人の嫌いな所も好きになるって事なのよ。」と言っていた。
すごく嘘くさいなと思った記憶がある。
だったら母は父の全てを好きになれたのか?
否、しょうもない事で毎日の様にケンカし、それでも機嫌が直らないと子供に当たり散らかしていた。
とんだキレイごとだった。
嫌いな所は嫌いのままでしょうがない。
しかし、嫌いな所も漠然とでいいから許容してみせる事、それは愛だと思う。
元々他人同士の二人が、お互いのいびつさをさらけ出した上で、それを許し合う。
そこに愛の理想を見ている。
「かっこいいから許しちゃう」などと抜かす小娘がいるが、全く賛同出来ない。
私はかっこいい奴ほど許せない。
常に変人呼ばわりされ、スクールカーストの中にさえ入れてもらえなかったというコンプレックスがあるからだと思う。
昔からチヤホヤされてる様な奴なんて許せる訳がない。
私の場合、「かわいいから許しちゃう」だ。
多少思うところあっても、愛嬌のある年下男子ならば許せるのだ。
よって年下の方が愛しやすい。
結果、3つ年下の会社員と結婚するに至る。