毒親。テレフォン!リンリンリン(娘→母)
旦那の実家に帰省した際に、本来あるべき母娘像を目の当たりにしてショックを受け、情緒不安定となった私。
その後、旦那と軽い口論になり爆鬱状態に突入した。
立ち上がる事も出来ず、朝から晩まで布団にうずくまる日々の中で、激しい感情が湧き上がるのを感じた。
それは、怒りとも悲しみともつかない"叫び"の様な感情だった。
そしてついに、絶対にやめておこうと気を付けていた禁断の行為に及んでしまった。
母に電話をしたのだ。
私は泣きながら、「鬱の事を少しでも知ろうとしてくれたか?」「あなたがやってきた事で脳がどれだけ傷つくか知ろうとしてくれたか?」「私の人格を否定する癖を治そうとしてくれたか?」を尋ねた。
母はずっとヘラヘラしていた。
どんなに真剣に訴えても、誠実に向き合おうとしてくれないのは昔からだ。
そして、「忙しくてしてない」「私だって辛い」「何で謝ってるのに許してくれないのか」と返した。
こうなると分かっていたのに、何で電話してしまったのだろう。
この人が私の為に変わるなんてあり得ないのに。
「もういい」と言って唐突に電話を切った。
残ったのは虚しさだけ。