ホッピー導入!ノンアル生活は新たな局面へ
ある日、旦那が居酒屋でホッピーを注文した。
するとほどなくして、焼酎入りのコップとお馴染みのあの瓶が運ばれてきた。
旦那は焼酎をホッピーで割って飲み始めた。
驚愕した。
私はてっきりホッピー自体にアルコールが入っているものだと思い込んでいた。
まさか「ホッピー+焼酎=ホッピー」だったとは、世の中知らない事が多すぎる。
瓶の裏側を見てみると、「アルコール分 0.8%」と書かれている。
すなわち、焼酎と合わさる前のホッピーは紛れもなくノンアル飲料という事(含有アルコール量1%未満はノンアル)。
そこでピンときた。
ホッピーの焼酎なしをノンアル生活に取り入れようと。
現在服薬している抗うつ薬・抗不安薬・睡眠導入剤の量を加味すると、まだ当分アルコールは飲めそうにない。
ノンアルビールはとうに飽きたし、ノンアルワインは高くてなかなか飲めないしで、ちょうど新たな風を欲していたのだ。
そんな訳で、白ホッピー、黒ホッピー、『マツコの知らない世界』の総集編で紹介されていた「とろけるチーズをキッチンペーパーに乗せてレンジで1分半チンしたスナック風のおつまみ」を用意し、ノンアル家飲みを決行した。
ホッピーはビールよりも麦の香りがガツンときて、アルコール飲んでます感が強い。
チーズの塩みとも絶妙に合って、進む進む。
ノンアルビールに物足りなさを感じていた私にはぴったりだった。
白ホッピーは後味爽やかで、黒ホッピーはキャラメルの様な香ばしさがある。
どちらも甲乙つけがたい。
一通り宴を終えると、空酔い(ノンアルなのに酔った時のような錯覚に陥る事)で、ほわほわした。
そう、これがノンアル飲みの醍醐味。
「アルコールを飲んでいる」といかに脳を騙せるか、脳VS意識の戦いなのだ。