この鬱がすごい!

2018年重度のうつ病を発症。必死のリハビリも虚しく、社会からドロップアウト。神経性疾患多数あり。

YouTubeチャンネル『ベンゾ情報センター』に救われる

これはあれだ。
自分の体という名の牢獄に閉じこめられて、24時間拷問を受け続けている感じだ。
もういっそ一思いに、息の根を止めてくれ。


ベンゾジアゼピン系精神薬の離脱症状の過酷さを、上手く表現する言葉が見つかった。
断薬から1ヶ月ほど経った頃だと思う。

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私は同士を探していた。
ただただ耐える他ない、孤独な戦いを強いられている。
せめて、同じ症状で戦っている人が他にもいると分かれば、少しは励みになる気がした。


そこで見つけたのが、YouTubeチャンネル『ベンゾ情報センター』だった。
登録者数・視聴者数ともに少ないものの、有益な情報が満載である。

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動画に登場するのは全て外国人。
アメリカなどの諸外国では、薬の処方量が日本の比ではない程、多いと聞いている。
それに伴う薬害問題も、さぞかし深刻なのだろう。


「一瞬たりともリラックスできない状態」
「死よりも厳しいと言っても、まったく誇張ではない」
「廃人になって牢獄にいるよう」
「体内からわき起こる恐ろしい炎が、24時間体を動かし続ける」


共感しすぎて、気づいたら泣いていた。
やはり、戦っているのは私だけではなかった。

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海を隔てた遠い国で行われたインタビューが、巡り巡って日本のうつ病患者を励ましている。
私だって、何の気なくした事で誰かを救っているかもしれない。


発信する事の大切さを知る経験でもあった。


臨床心理学者ジョーダン・ピーターソン:自身のベンゾジアゼピン離脱を語る