この鬱がすごい!

2018年重度のうつ病を発症。必死のリハビリも虚しく、社会からドロップアウト。神経性疾患多数あり。

鬱だけど旅に出る事にした

私は何か用事でもない限り、基本的に自宅から半径1km圏外に出ない。
鬱になってからすっかり引きこもりになってしまった。


ずっと家の中にいると気が滅入ってくるので、外に出たいとは思うのだが、体力の消耗を避けたい気持ちが勝ってしまう。
そんなある日、pha著「引きこもらない」の第2章「行くあてはないけど家にはいたくない」に激しく共感した。

 

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ひきこもらない (幻冬舎単行本)

ひきこもらない (幻冬舎単行本)

 

内容紹介
家をを出て街に遊ぶ。
お金と仕事と家族がなくても、人生は続く。
東京のすみっこに猫2匹と住まう京大卒、元ニートの生き方。
世間で普通とされる暮らし方にうまく嵌まれない。
例えば会社に勤めること、家族を持つこと、近所、親戚付き合いをこなすこと。
同じ家に何年も住み続けること。メールや郵便を溜めこまずに処理すること。
特定のパートナーと何年も関係を続けること。
睡眠薬なしで毎晩同じ時間に眠って毎朝同じ時間に起きること。
だから既存の生き方や暮らし方は参考にならない。
誰も知らない新しいやり方を探さないといけない。
自分がその時いる場所によって考えることは変わるから、もっといろんな場所に行っていろんなものを見ないといけない。


確かにどうせ引きこもるのなら、ホテルかどこかの方が精神衛生上いいかもしれない。
そんなこんなで、旅に出る事にした。
まぁ旅といっても、観光はしないのだけど。

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宿泊先は、カプセルホテルと当初から決めていた。
鬱になってからずっと、狭い所に閉じこもりたくて仕方がないのだ。
理由はよく分からないけれど、何か本能的なものだと思う。


そして、出来ればサウナ付きの所にしたいと思っていた。
まんしゅうきつこ(現まんきつ)著「湯遊ワンダーランド」の影響でサウナ通いを始めた為、外ごもりのついでに「ととのう」練習もしておきたかったのだ。

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湯遊ワンダーランド

湯遊ワンダーランド

 

出版社からのコメント<担当編集より>
本書は決してサウナのハウツー本ではございません。
一人の女性漫画家がサウナと出会ったことにより、どう変わったのか。
はたまた何も変わらなかったのか。
その日々を追ったエッセイ漫画です。
読んでサウナの快楽を追体験するもよし、ちょっと変わった日常を笑うもよし。
楽しみ方は人それぞれです。
肩肘はらず、読んでほしい。
本書を読んで、「今のこの毎日も悪くないな」と思っていただけたら幸いです。

www.konoutsu.com

www.konoutsu.com

 

ついでに長距離移動は恐いので、出来れば都内近郊にしたかった。
片道3時間以内に収めたい。


ググると思いのほか該当する宿泊地が見つかった。
迷いに迷った挙げ句、群馬県『天然温泉 湯楽部 太田店』に2泊する事にした。

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<参考文献>
まんしゅうきつこ(2018)「湯遊ワンダーランド」扶桑社.
pha(2017)「ひきこもらない」幻冬舎.