【近況報告】メガネ先輩を送別してきた
先月末をもって、新卒で入った証券会社が、親会社に吸収合併され、事実上潰れた。
そんな事もあり、先日、証券会社時代にお世話になったメガネ先輩を、同期と共に送別してきた。
メガネ先輩は合併後も会社に残り、この度東京から名古屋に異動となったのだ。
聞くところによると、社員の内半分が合併後も辞めずに会社に残ったという。
結構残ったなと思った。
親会社は当然、年長者に会社を辞めて欲しかった様だが、多額の退職金を提示しても彼らはしがみついた。
それもそのはず、特段スキルを磨く事もなく、のんべんだらりと社内で生きてきた中高年に転職先などない。
反面教師にしなければと思う。
私だって20代は何の努力もせず、遊んでばかりで終わってしまった。
鬱が寛解した後に私を拾ってくれる会社があるか、かなり怪しい。
送別会は終始爆笑の内に幕を閉じた。
証券会社に入って唯一良かった事がある。
それは仲間が出来た事。
メガネ先輩や同期とは退社から8年ほど経った今でも、たまに会って飲み会をやる間柄である。
厳しい状況に置かれると、同じ境遇にいる者同士で団結力が強まるのは本当の様だ。
