感性が溶ける!アレな映画 ~イルベントエレローゼ 愛するということ編~
傑作映画ばかり観て、感性を研ぎ澄ましすぎるのも疲れるものだ。
時にはアレ(つまんない、狂気じみてる、怒りすら覚えるの意)な映画を観て意図的に感性を鈍らせる、いや溶かすのも一興なのではないか?
という訳で、私が何の因果か鑑賞してしまったアレな映画をご紹介。
本日「アレな映画フェス」2日目、張り切っていってみよう!
イルベントエレローゼ 愛するということ
あらすじ
ジョルジャはローマの北西部の田舎町・アングイッラーラで厳格な祖母と暮らす花売りの娘。
その抑圧されながらも平凡な世界が、漆黒の髪と艶やかな白い肌、潤んだ瞳を持つ女神のような女性の登場によって変化を遂げていく・・・
こちらも、面白半分でDVDを借りて視聴。
よっぽど暇だったのだろう。
映画と銘打っているが、内容は完全に叶恭子のイメージビデオである。
画面が終始ぼやっとしていて、アンビリバボーの再現ドラマを観ている様な感覚に陥る。
たけしはいつ登場するのか?と。
ストーリーはあってない様なもので、はっきり言って非常に退屈である。
セリフなど一つも頭に入ってこない。
ただこの映画、「もう我慢ならん!脱落しよう!」と停止ボタンに手をかけたその瞬間、恭子さんのラブシーンが始まるから侮れない。
とにかくタイミングが絶妙なのだ。
やはり本人もラブシーンにはこだわりがある様で、それなりに見応えがある。
特に最後の町娘とのラブシーンはかなりの気合の入れようで迫力があり、それなりの需要が見込めると見た。
こうなるとアンビリーバボー部分を全部カットして、ラブシーンだけのオムニバスにすればいいのにと思ってしまう。
そしてそれをDVD化して、叶姉妹のムック本のオマケにでもした方が儲かるのではないかとも思ってしまう。