この鬱がすごい!

2018年重度のうつ病を発症。必死のリハビリも虚しく、社会からドロップアウト。神経性疾患多数あり。

旦那の実家に帰省してショックを受ける

1月某日、我々夫婦は東北新幹線に乗るなり、きっぷ確認に来たJR職員に注意を受けた。
ここは指定席なので自由席に移動して下さいと。


それに、この座席だと列車は山形方面に行きますと。
仙台に行きたいのなら後続車両に乗り換えて下さいと。


今回の旅の目的は、旦那の実家がある仙台に赴き親戚周りに挨拶をする事、及び旦那の妹の赤ちゃんに会いに行く事。
山形で芋煮を食べている場合ではないので、職員に礼を言い、迅速に移動した。

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仙台に着くと、旦那の両親、祖母、親戚夫婦と落ち合い、和食レストランで食事会をした。

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初めてお目にかかる旦那の祖母は、小柄でとても可愛らしい方だった。
親戚夫婦(旦那の祖母の妹夫婦)は、結婚45年で今もラブラブらしい。


「私本当ね、この人が一番なのよ!もぅ最高!」とおばさんが言うと、「また始まったぜ・・・やれやれ・・・」とニヒルな照れ笑いを浮かべるおじさんが「素敵やん」だった。
後から旦那に聞いたのだが、このおばさん、結婚まで男性経験がなかったらしく、初夜にとても痛い思いをしたらしい。


次回お会いした際には、是非その話を自然な流れで引き出したい。
それまでにインタビュアーとして「聞く力」を鍛えておこうと思う。

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食事会が一段落すると、皆で姑宅に移動し、旦那の妹の赤ちゃんを見に行った。
生後10日の赤ちゃんは、どのパーツも驚くほど小さく、可愛らしかった。


抱っこさせてもらった際には、とてつもなく価値あるものの運命が自分にゆだねられている気がして、恐怖を感じた。
あぁ、ここで何かミスったら私一生かけても償いきれないと。

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撮影大会が終わると、居間で再び談笑した。
姑は奥の部屋で、旦那の妹のサポートをしていた。


そこで、知ってしまった。
本来、母親は娘に対してこんなに優しく接するものなのだと。
困った時に自分を助けてくれる大きな存在なんだと。

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ショックだった。
世界が崩壊する様だった。


私は普通の母娘関係を知らない。
母親に大切にされた事がないから、今後もないから。


現実を目の当たりにすると、「私もこんな風に接してもらいたかった」が止めどなく沸き上がる。
まさかこれが爆鬱状態の引き金になるとは、この時まだ思いもしなかった。