毒親、ゴミ屋敷出るってよ①
ある日、旦那の元に1通のメールが届いた。
今時、通信手段がメールの人物・・・そう母(毒親)からだ。
「近い内に引っ越すけど、現マンション(ゴミ屋敷)に残ってるうさばら氏の荷物はどうすればいい?」との事。
少し前に書いたが、母は祖母に建売住宅(及び新車)を購入してもらっている。
「こんなどうしようもない人間(母)でも、親(祖母)が金持ちだと、人生どうにかなっていいな」と思ったものだ。
秋以降に引っ越すと聞いていたが、予定が早まったらしい。
母のマンションに残っている私の荷物なんて、大した量ではない。
持ち帰るにしても、処分するにしても、1~2日で事足りる。
それに、引っ越し予定日まではまだ1ヶ月近くある。
「うさばら氏さんが体調のいい日に整理しにいきますので、お母様は何もしなくて結構です」と旦那に返信してもらった。
しかし、その後も母のメール攻撃はとどまることがなかった。
「いつになったら整理しに来るの?」
「予定を教えて下さい」
「本は全部捨てちゃっていいの?」
相変わらず話が通じない、こちらの主張に耳を傾けようとしない。
腹が立ったので、無視を決め込んだ。
そうこうしている内に時は流れ、引っ越し予定日まで1週間となった。
私は重い腰を上げて、母のマンションに乗り込んだ。
あれだけ催促してきたのだから、さぞかし準備は進んでいるのだろう。
ドアを開けて唖然とした。
これが、引っ越しを1週間後に控えたマンションだってのか?
私の荷物云々の前に、やる事が一杯あるだろう。
ありすぎるだろう。
やはり、うちの母はヤバい。