結局観るんかい!『M~愛すべき人がいて~』
2ヶ月程前に、TVerで流れているCMがあまりにもアレだったので、ドラマ『M~愛すべき人がいて~』の第1話を鑑賞した。
予想していたものと寸分違わぬ出来栄えで、キャストの一挙手一投足、セリフ回し、全てが香ばしかった。
偏差値がどんどん下がり、いい感じに脳が休まった。
ただ、2話以降は観ないと決めた。
"性格悪い意味"でそれなりに楽しませていただいたが、もうお腹いっぱい。
どうせ時間を割くならば、こんな変化球じゃなくて、普通にちゃんと面白いドラマをNetflixで楽しみたい。
あれから2ヶ月、何だかんだ言って『M~愛すべき人がいて~』を全話観てしまった自分がいる。
陳腐なセリフ回し、謎展開の乱れ打ち、超オーバーアクト、わざとツッコミどころ満載にしてSNS上でバズらせる・・・制作陣の意図は重々承知している。
ここで乗ったら奴らの思う壷、だから1話で切り上げたかった。
しかし、「あと1話!CMで流れてたあの部分だけ!」とやっている内に、気付けばアユの沼。
私は、鈴木おさむに負けた。
我ながら情けない。
せめて少しばかり言い訳をさせてくれ。
私はTBSラジオ『深夜の馬鹿力』を10代から愛聴している、根っからの伊集院光信者なのだ。
伊集院氏が好きな物は出来る限り追いたい。
同じものを面白いと感じられたら、私と伊集院氏の感性が近い所にあるんじゃないかと思えて嬉しい。
それに、ラジオで壮大にイジった事がきっかけで、伊集院氏は『M~愛すべき人がいて~』の副音声もやっている(現在ABEMA TVで視聴可能)。
これがまぁ面白い!大傑作!