離脱症状の言語化に挑戦
デパスをはじめとするベンゾジアゼピン系の精神薬を絶ってしばらくの間、錯乱状態に陥った。
何もかもメチャクチャだったが、具体的にどこがどうメチャクチャなのか、頭で理解出来なかった。
それが、3週間程経った頃だろうか、ようやくどこがどう辛いのか、少しずつ言語化出来る様になった。
たどたどしくではあるが、旦那に自分の症状を説明し始めたのだ。
以下、私が体験した症状の概要である(上手く表現出来ている自信は無いが)。
■頭痛
脳みそを素手でかき混ぜられ、改造されている感覚。
耳の奥がガチャガチャして、まともに眠れない。
少しでも気を抜くと、発狂してしまいそうだった。
■食欲不振
軽い吐き気がずっと続き、食欲が一切無くなる。
食事をとる事など普通に忘れる。
■焦燥感
脳を中心に、全身がザワザワして落ち着かない。
砂嵐が体内に入り込んだ感じ。
体を小刻みに動かし、何とかやり過ごす。
■過呼吸
常に呼吸が荒い。
自分の周りだけ酸素が薄くなった感じ。
■全身のこわばり
全身筋肉痛になった感じ。
一日中ダルく、起きあがるのも、寝返りを打つのも一苦労。
プラス、"世界が崩壊する絶望感"である。
抽象的な表現だが、こればっかりはこうとしか形容しようがない。
目に見えているものに現実味が無くなり、自分が生きているのか死んでいるのか分からなくなった。
あんな感覚、もう二度と味わいたくない。