この時間帯がつらい!
鬱には日内変動というものがある。
一日の中でも、体調の良し悪しに波がある。
その波は同じ鬱でも薬を飲むタイミングや、生活サイクルで個人差があると思われる。
私の場合、特につらいのは以下の時間帯。
①普通に朝がつらい
当方睡眠導入剤等を寝る前に服用しているが、それでも眠りが浅い。
よって、何時間寝ても疲れが取れず、朝は辛い。
セロトニンもでていないので、体も動かない。
時間をかけてゆっくりと、以前紹介したヨガのポーズで起き上がる。
ここから洗顔し、化粧をし、服を着替え、バッグに荷物を詰め、外に出る。
それをセロトニンの助けを借りずにやるのがいかに困難か。
やっぱり鬱にとって、朝はテッパンで辛い。
②午後3時~5時ぐらいがつらい
昼休み明け、仕事も中盤に差し掛かってくると、急に息が苦しくなる。
理由もない不安に襲われ、じっとしていられなくなる。
しょうがないので、何度も席を立つ。
非常階段でうずくまったり、地下のトイレに籠ったり、外の空気を吸いにいったりする。
「もう少しの我慢だ。もう少し我慢すれば、夕方以降は楽になる・・・」と自分に言い聞かせて、その場を凌ぐ。
③寝る前も普通につらい
通常うつ病は朝が最も辛く、夕方から夜にかけては段々症状が良くなるものらしい。
しかし、私の場合よっぽどセロトニンが出ていないのか、夜も普通につらい。
特に寝る前は、布団の中で足を豪快にバタつかせなければ落ち着かない程つらい。
恐らく、夜の深い時間帯になると抗うつ薬の効果が切れるからだと思う(抗うつ薬を飲むのは朝・昼・夕)。
辛くなる前に睡眠導入剤を飲んで、早い所寝てしまえばいいじゃないかと思うかもしれない。
しかし、寝ると明日が来てしまうのだ。
それが怖くて限界まで粘る。
本格的に体調が悪くなってきて、いつも早く寝れば良かったと後悔する。
私の人生、その繰り返し。
上記の様な波は無理に抑えつけようとしても無駄だと1年以上の闘病生活を経て悟った。
だから、「この時間はつらいもの」として諦める事にした。
今は苦しみを緩和する方法をもっぱら探している。