離脱症状はなぜ起こる?
ベンゾジアゼピン系精神薬(以下、ベンゾ)の離脱症状はなぜ起こるのか?
そして、なぜこんなにも辛いのか?
今回は、私なりに精一杯解説させていただく。
※当方、医療関係者ではございません。
以下、独学で得た知識であり、認識が誤っている可能性がございます。
あくまで参考程度にご覧下さい。
ベンゾは脳の報酬系経路に作用し、ドーパミンを開放する。
これが、不安や鬱に作用する訳だ。
しかし、そこにはデメリットも。
長期間ベンゾを服用すると、脳が"ベンゾありき"の状態に慣れてしまい、自力でドーパミンを作らなくなってしまうのだ。
この状態で、突然ベンゾを断薬するとどうなるか?
・今までベンゾで得ていたドーパミン→×
・自力で脳が作るドーパミン→×
⇒ドーパミン欠乏状態に!
結果、ベンゾを断薬した患者は極端な鬱に陥る。
時には、自死を試みる。
断薬が急であればある程、その後の離脱症状は辛く、期間も長期に渡るという。
私は、妊娠したという事情もあり、かなり急激に断薬した。
服用期間も、1年4ヶ月と比較的長期(ベンゾは1ヶ月で依存性が形成されるらしい)。
故に地獄はやむなし!
無念!
<参考文献>
ベンゾ情報センターAtom Yah "ベンゾジアゼピン離脱の困難性:スタンフォード大学精神科医 アナ・ランプキー教授 字幕:ベンゾジアゼピン情報センター".Youtube.<
https://www.youtube.com/watch?v=c9W_3Qud8Ds
> (参照日2021年1月25日).