私を苦しめてきたしょうもない母親
とある診察日、主治医とこんな会話をした。
医師:お母さんの事、しょうもない女だなって思えない?
うさばら氏:それ、最近やっと思える様になってきました。もうこの人どうしようもないなって。それでも未だにお母さんにされた事を思い出して、不安な気持ちになったりするんですよね。
医師:それは潜在的に、自分よりお母さんの方が上で力があるって思い込んでるんだね。もっとしょうもないって思えたら、楽になると思うよ。
母は大人になり損ねた子供おばさんだ。
自分の人生の選択も他人に押しつける様な、しょうもない人間なのだ。
客観的に見て、今の私が母より劣っている部分などないに等しい。
容姿、知能、コミュニケーション能力、センス、将来性etc・・・どれをとっても私の方が圧倒的に優れている。
それでもどこか、自分には敵わないと怯えている。
幼少期からの洗脳って本当に怖い。
私が全身全霊で母をしょうもないと思える日は、果たして来るのだろうか。