祖父の一回忌に参列してきた
今月の頭、旦那と祖父の一回忌に参列してきた。
「会場となる寺院の入口で母が待ち構えている」という波乱の幕開けだったが、その後は大きく体調を壊す事もなく、比較的穏やかに過ごす事が出来た。
お焼香のくだりが尋常じゃないほど長くて心が折れそうだったが、お坊さんが馬鹿デカいお鈴を鳴らす度に、旦那に変顔をしたりして事なきを得た。
「私は本当に32歳なのだろうか」とは思った。
お墓参りのくだりでは、夏に旦那とうちのじゃない墓を参っていた事が判明した。
同じ名字の墓が二つあったのだ(ちなみに比較的珍しい名字)。
ヒロシおじいちゃん、キョウコおばあちゃんといった見ず知らずのご先祖様を、線香を炊いて盛大に弔ってしまった。
私が、「おじいちゃんがいる気がする」「気持ちが落ち着く」などと発言した際、祖父は天国でさぞ気まずい思いをしただろう。
会の最後に、母が私と旦那を裏に呼び出し、ご祝儀を渡してきた。
入籍日に送られてきたプリザーブドフラワーがご祝儀代わりだと聞いていたが、気が変わった様だ。
「今うちにお金ないけど、出せる限り包んだから」と、こちらの罪悪感を若干刺激してくる発言を乗せてくるのは、いかにも母らしかったが。
これをもらってしまったら、後から何かとんでもないものを要求されるのでは・・・と若干警戒したが、ありがたくいただく事にした。
限定的にここだけは感謝しようと。