頭おかしいのに結婚出来た理由が判明した
なぜ私は頭おかしいのに結婚できたのか?
ずっと疑問に思っていた。
というか、なぜ旦那は私と結婚しようと思ったのか?
だってメリットがない。
私が言うのも何だが、旦那は世間的に見て、かなりまともな人物である。
地方から東京の大学に進学し、苦学して卒業、金融機関に就職した。
普通に可愛くて気立てのいい子と結婚すれば、何の問題もなく幸せになれるはずだ。
こんな厄介な女とリスキーな結婚をする必要など本来ない。
ただ、その答えが最近になって分かった。
ある日、旦那は仕事から帰ってくると、「前の会社は社長がいきなりキレて暴れたり、部長が失踪したり、刺激的だった。その点、今の会社は物足りない。」と言った。
私は、「そんな事言ったら、ホワイト企業とブラック企業を無限ループする事になるよ!」とすかさずツッコんだ。
そして色々と話を聞いている内に、衝撃の事実が判明した。
旦那は"ぶっ飛んだ人"に魅かれるのだ。
そういえば、旦那の友人も私みたいなタイプが多い。
この世には"ぶっ飛んだ人"が好きな人間が一定数いる。
それも、遠くから見ているのではなく、身近に置いておきたいと思う人間が。
そうか、こういう人がいるから私は結婚できたのか。
世界はこういう小っちゃい需要と供給が集まって出来ているのかもしれない。