毒親育ちだけど弟がいたからやって来れた
弟と遊んだ帰り道、旦那がこんな事を言った。
「うさばら氏、弟くんがいたからまだやって来れたのかもね。」
確かに、もし一人っ子だったらと思うとゾッとする。
きっと、「31歳でうつ病発症」では済んでない。
母は兄弟で出来のいい私をストレスのはけ口にした。
そして、出来の悪い弟を過度に干渉した。
兄弟で役割分担がなされていたのだ。
だから結果的に、毒を分散する事が出来た。
2分の1になっても、致死量をとうに越える分量だったが。
自分の生育環境を考えると、グレて警察のお世話になっても、もっと早い段階で重篤な精神疾患になってもおかしくなかった。
思えばかなりギリギリの所で、何とか自分を保っていた様に思う。
それが出来たのは、弟のおかげもあるのかもしれない。
これまでお互いに支え合う様な事はして来なかったけれど、彼は私が思っている以上に頼りになる存在なのかもしれない。