『アンタッチャブルのシカゴマンゴ』が終わった
5月24日深夜、私の青春時代のほぼ全て、TBSラジオ『アンタッチャブルのシカゴマンゴ』が10年ぶり1夜限りの復活を果たした。
当日は、放送直前に仮眠をとり、何とかリアルタイムで聞く事に成功した。
放送のしょっぱなから、あまりにも「あの時のあの感じ」だったので、ノスタルジーが止まらなくなった。
今は何年の何月で私はいくつなのか？脳が混乱した。
タイムスリップしたみたいだった。
言うまでもないが、泣いた。
大笑いして、感傷に浸って、また大笑いして、気がついた時には2時間経っていた。
完全に時空が歪んでいた。
番組終盤にザキヤマさんが言った様に、最終回という感じがしない、終始カラっとした放送だった。
変にお涙頂戴にならない所に品がある。
残念ながら「大都会越谷（当時のラジオネーム）」のネタは読まれなかった。
思い出のコーナー「ツッコミ先行宣言」で何とか読まれようと、自分なりに知恵を振り絞ったが、力及ばず。
ちょっと言い訳させてもらう･･･
他のリスナー強すぎるだろ！
10年経ってんのに、何でいまだキレッキレなんだよ！
聞いてないって！
清々しい程の完敗だった。
我がハガキ職人人生に一片の悔いなし。
この10年間、シカマンの事、アンタッチャブルの事を思い出す度に、何かモヤモヤするものを感じていた。
今はすっかり晴れて、視界良好。
私の青春をこれ以上ないくらい美しい形で終わらせてくれてありがとう。
