この鬱がすごい!

2018年重度のうつ病を発症。必死のリハビリも虚しく、社会からドロップアウト。神経性疾患多数あり。

心の中にぼのぼのを飼ったら楽になれた

以前カウンセラーに勧められた、「自分を責めてしまう時、不安を感じた時、ぼのぼのならどんな言葉をかけてくれるか考える」という心理療法が非常に効果的だった。

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心の中に住まわすのは、「思いやりのある言葉をかけてくれそうな存在」ならば何でもいいとの事(実在の人物でも可)。
最初の内は、ぬいぐるみや写真があると尚良し。


要は、主観に寄り過ぎている自分を、客観的に捉え直せればいいのだ。
私の場合は、以下の様な感じ。


うさばら氏:親戚の集まりに参加したら嫌な思いをする。
ぼのぼの:被害妄想。もし本当に嫌な思いをさせられたら、怒ってもいい。うさばら氏はもう子供じゃない。

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うさばら氏:無意識の内に母に支配される人生だった。これからも支配される。
ぼのぼの:接見禁止令を出しているので、これから関わる事はない。よって支配される事もない。うさばら氏は自由の身。

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うさばら氏:母が許せない。いつまでも子供時代を引きずっている自分も嫌だ。
ぼのぼの:母はしょうもない女。うさばら氏の方があらゆる面で優れている。無理に許す必要もない。

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うさばら氏モンスター上司共がいまだに許せない。
ぼのぼの:皆一様にしょうもなかった。うさばら氏の方が優れている所がいっぱいある。人からも好かれている。

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うさばら氏:お金がどんどん無くなっていく。
ぼのぼの:妄想。旦那が働いているし、貯金もあるので問題ない。病気が治ったらまた働けばいい。働き口はいくらでもある。

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カウンセラー曰く、上記は認知行動療法にもなっているらしい。
「認知の歪み」をぼのぼのが正してくれているのだ。


心強い味方が一人増えて、自分の「これから」に少し自信が持てた。
私は「今後ともよろしくね」の意味を込めて、ぼのぼの(のぬいぐるみ)と固い握手を交わした。
ぼのぼのは、「ちょっ、力強いて!手の関節めちゃくちゃなるって!」と言った。